今だからこそ、読書のすばらしさと東野圭吾を語りたい。
衝撃的なニュースが相次いで飛び込んできました。
まずは、熊本で発生した大地震です。
東日本大震災を経験した地域にある学校に勤務する者として、被災された皆さまのことを思うと胸が痛みます。被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早く日常を取り戻されることを心より願っております。
そして、もう一つ衝撃的なニュース。
ミステリー作家・東野圭吾さんの訃報です。
正直、言葉が出ませんでした。
「もう新しい作品を読むことができない。」
その事実が、とても寂しく、ショックでした。
心よりご冥福をお祈りするとともに、今はただ「ありがとうございました」という感謝の気持ちを伝えたいと思います。
そして、理学療法士養成校で教員をしている立場として、医療職を目指す方にもぜひ読んでいただきたい作品があります。
『分身』『変身』『人魚の眠る家』『カッコウの卵は誰のもの』です。
これらの作品には、遺伝子医療、脳死、生命倫理、アイデンティティなど、医療や生命に関わるさまざまなテーマが描かれています。
特に『人魚の眠る家』は、「命とは何か」「生きるとは何か」を深く考えさせられる作品です。医療には正解のない場面が数多くあります。そのような問いに向き合うきっかけとして、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
今は動画配信サービスやSNSなど、短時間で多くの情報に触れられる時代です。
映像はわかりやすく、刺激も多く、気軽に楽しめます。
それでも、小説には小説にしかない魅力があります。
登場人物の表情や声、情景を、自分の頭の中で自由に描いていく。
その想像する時間こそが、読書の醍醐味であり、医療人としての感性を豊かにしてくれるはずです。
この機会に、スマートフォンを少しだけ置いて、一冊の本を手に取ってみませんか。
きっと、皆さんの心に残る一冊と出会えるはずです。














