学科を越えた学びの時間!作業療法科×理学療法科の連携授業を実施しました!

2025/11/17

先日、本校にて作業療法科2年生と理学療法科2年生による連携授業が行われました。

今回のテーマは「簡易上肢機能検査(STEFSimple Test for Evaluating Hand Function)」です。

STEFは、手や腕の動きの巧緻性や速度を評価するための検査で、作業療法の現場では非常に重要なツールです。対象者の上肢機能を定量的に把握することで、リハビリの方針や目標設定に役立てることができます。

 今回の授業では、作業療法科の学生が講師役となり、理学療法科の学生に対してSTEFの目的や評価方法、実施手順について説明しました。実技では、実際に検査キットを使って評価を行い、記録の取り方や注意点なども共有されました。

授業を受けた理学療法科の学生からは「作業療法士が実際に行っている検査を体験できて良い機会になった」「他の検査も体験してみたい」「脳卒中の作業療法についてもっと知りたい」などの感想も聞かれました。

作業療法科の学生達は以前、こども科の学生から「幼児の発達に合わせた遊び」をテーマに連携授業を受けました。

このような学科を越えた授業は、将来のチーム医療において非常に重要になります。互いの専門性を尊重しながら学び合うことで、より質の高い支援ができるようになると思います。今後も本校だからできる多連携連携を大切に学びの機会を持っていきたいと思います。

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