理学療法科教員による介助法講習会

2025/12/26

理学療法士は体を動かすプロとして、腰に負担の少ない介助法を知っています。先日菅原学園の関連介護施設で職員さんを対象とした腰痛を予防する介助法研修会を開催しました。

身体が動きにくい方の身体ケアを行う際、ちょっとしたコツを知るだけでお互いに楽な介助となります。

 

起き上がりの際も骨盤を固定し、目線の誘導をするだけで楽に上半身が起きてきます。自立を支援するためには過介助にならないようできない部分を介助するという見極めも大切です。

また車椅子への移乗動作も浅く座る・車椅子を寄せるなどの事前準備が大切です。体格の違う対象者の介助では組み方を工夫するだけで重さを感じずに介助することができます。

学校では学生さんも体の動かし方の基本を学びます。医療や介護の現場で働く人が安心して介助できる技術を伝えることも理学療法士の使命ですね。
講習会の様子は学校Instagramでも動画で紹介しています!

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