こども科2年生の8月

こども科2年生。7月に初めての本格的な実習である「施設実習」を終え、学校に戻ってきました。
2週間ぶりに会う私たち教員は、さまざまな面で成長を感じています。
しかし、学生たち本人は、それを実感する間も無く、次に向けた準備に入っていました。
8月は試験からスタート!

「施設実習」から帰ってくると、まずは前期末試験が始まりました。
実習前から試験勉強をしてきたので、準備万端!
試験勉強は大変でしたが、終わったらすぐに「施設実習報告会」の準備に取り組みました。
実習の振り返りと共有
これまで受けてきたさまざまな科目の授業で、「PDCAサイクル」や「連携」の重要性を学んできました。
「施設実習報告会」では、児童福祉施設を中心とする各施設で行ってきた実習において、それぞれの学生たちが何を学び何を感じてきたかを発表します。

準備を重ねて臨んだ2週間の実習でしたが、振り返ると自分自身の課題に否応なく直面させられます。
また、実習先の施設の特色や施設養護の実情を報告し合うなかで、施設間の共通点・相違点が浮かび上がります。

お互いに質問し合いながら、理解を深めていきます。
人とかかわるうえで必要なことは何か、改めて考え、そして共有する時間でした。
夏休み明けにはピアノ発表会!
こども科2年生の夏休みは、夏休みという名のお盆休み。
この夏休みの1週間は、次に控える幼稚園教育実習の準備をしながら、ピアノの練習に励んできました。

これまでの発表会でも弾き歌いを行ってきましたが、今回は9月の実習を想定し、秋の曲が中心でした。
そして最後は、

「さよならぼくたちのほいくえん」の合奏。
歌詞は保育園ですが、約半年後に卒業する自分と重なる思いもあったのではないでしょうか。
演習の授業で感じる一体感
幼稚園や保育所では、運動会のプログラムの一つに採用されることも多いパラバルーン。

運動遊びの実践は、いい気分転換にもなるのかなと思っていましたが、

動画を確認しながら真剣に話し合いを重ねて、

完成度を上げていきます。
普段の授業では、個人や小グループでの活動が中心で、全体での活動も役割毎に分かれることが多いのですが、今回のパラバルーンは全員で話し合い全員で動く活動です。
そして、完成したのがこちら↓↓
心も体もいい汗をかいた、2日間の演習の授業でした。
8月は「葉月」と言いますが
8月の和名は「葉月」。
夏の暑い日差しの中、生い茂る緑のイメージにぴったりの名称だと感じます。
ただ、調べてみると、稲穂が実り始める「穂張月(ほはりづき)」から転じて「葉月」となったという説があるそうです。
行事の続いたこども科2年生の8月ですが、忙しかった分だけ実りも大きくなります。

今週から4週間の「幼稚園教育実習」。
来月は長く感じる月になるのかな?
また一回り穂を膨らませて戻ってくることを期待しています!